コンクリートのかぶり厚さ
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今回のマンション購入重要ポイントは
『鉄筋のコンクリートかぶり厚さ』です。
『かぶり厚さ』とは鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことです。
コンクリートは圧縮力(押さえつけられる力)には強いが、
引張力には弱いという性質を持っています。
このためコンクリートの中に鉄筋を入れた“鉄筋コンクリート”が多く使われます。
コンクリートかぶり厚さが少ないと・・・・・・・
コンクリートの表面の隙間や小さなヒビから空気や水が入り、
それが鉄筋の腐食につながるのです。
つまりコンクリートかぶり厚さが大きければ、その分建物の寿命は延びることになるのです。
まずはマンションのパンフレットを要チェック!
コンクリートかぶり厚さは、マンションのパンフレットにも載っていることが多いので
まずは、パンフレットを確認してみましょう。
一般にかぶり厚さが10mm厚くなると、 建物の寿命は10年延びるとも言われています。 |
現在の建築基準法では、耐力壁や柱、梁のかぶり厚さは40mm以上、スラブは30mm以上
と規定されています。
耐久性の優れているマンションは、さらに10~20mmかぶり厚さが厚い物件もあります。
コンクリートかぶり厚さ。
この点にに注目するマンション購入者はあまり多くないかもしれませんが、
建物の寿命にも深く関係する指標の1つであり、
マンション構造を理解するには大変重要です。
マンション購入予定者の方は、コンクリートかぶり厚さにも是非注目してみてください。
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