マンション購入重要ポイント~ラガーの目
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マンション最上階のメリット&デメリット

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今回のマンション重要ポイントは『マンション最上階のメリット・デメリット』です。

マンションの何階に住みたいかは“人それぞれ”ですね。

高い所に住みたい人や、高い所は苦手な人、いろいろあるでしょう。

しかし、住む階によってのメリット・デメリットはもちろんあります。

今回は、マンション最上階に住むメリット・デメリットをまとめてみます。

 

一番のメリットは、やはり。

最上階に住む一番の魅力はやはり “眺望の良さ”でしょう。

高い所が苦手な方は別にして、眺望の良さをマンションに求める方は多いと思います。

立地によっては花火大会の花火が見えたり等の付加価値があると尚更ですよね。

また、高い所に住んでいれば、将来目の前にマンション等が建っても日照に関するリスクは最小限ですみます。

では、眺望や日照以外の重要なメリットは何でしょう?

もう一つの大きなメリットは、“上階の騒音がない”ことです。

マンション生活で一番の苦情原因が「騒音」です。

隣の騒音ももちろんありますが、一番はやはり上に住んでいる人の生活音です。

上の階の人が、元気な子供が何人もいたりして走り回ったり、夜行性の人が夜中に音を出したり等、 音の原因はたくさんあります。

ここで問題なのは、“上に住む人は選べない”ということです。

当たり前ですよね。

どんな人が住むかは、運次第と考えるしかありません。

中古マンションの購入であれば、上の人の家族構成など、売主に聞いてみるのも1つの手であると思います。

とても静かな人かもしれませんし、その逆の可能性もあります。

ちなみに我が家は、最上階ではありませんが、上の方の音は気になったことはありません。

上の人が静かでよかったと思っています。

最上階に住むということは、こういった心配をしなくてもよいのです。

また、マンションによっては最上階のみ天井の高さが高い等の付加価値がついているところもあります。

 

では、最上階のデメリットは?

 

次にデメリットです。

これはどのマンションにも共通していえることですが、 “価格が高い”ことです。

上記であげたメリットを考えれば当然といえば当然ですよね。

眺望に関する代金が、マンションの価格に反映されているため、同じ号室の異なる階であれば、階があがる毎に、数十万円ずつなど上乗せされていきます。

前に大きな建物があるなど、日照に関する問題を抱えるマンションほどこの傾向は顕著に現れ、影になる心配があるところはかなり価格が抑えられ、日照に関して心配のない階数からは、どんどん上乗せされていくイメージです。

 

上の階が屋上であることのリスクとは?

 

また、最上階は上の階の人がいないので騒音の心配がない、ということは当然、上は屋上です。

夏になると屋上の温度はかなり上がります。
(屋上が庭園等になっていて整備されているマンションはまだましですが、逆に音が気になるかもしれません)

その温度が、コンクリートを伝わって最上階の温度を高くします。

そう、“最上階の夏場は、温度があがりやすい”のです。

とはいっても、近年の断熱技術の発展によってかなり改善はされてきています。

モデルルームの営業の方に聞いても、「断熱工法ですから問題ありませんよ」
と回答が帰ってくると思います。

しかし、僕の経験上
(エアコンがついていない状態で、最上階や他の階で仕事をしていると)、

お客さんのクレームを聞くと “断熱工法をしていても、他の階と比べると熱を伝えやすい”
というのが僕の感想です。

後は、“泥棒が屋上から入る可能性がある”といわれています。

これは、留守中に窓などを開けると警備会社に通報される「防犯マグネットセンサー」が、1階と最上階だけついているマンションが多いことからも想像できます。
(中層階全てについているマンションもあります。)

とはいえ、マンションに眺望を求める人も多いので、販売価格が一番高くてもメリットの方が多いと感じる人も多いことでしょう。

マンション最上階の購入を考えている方は、こういったメリット・デメリットをもう一度考えてみてはいかがでしょうか。

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