マンションの立地条件
今回のテーマは「立地条件」です。
「最優先ポイント」でも書きましたが、何を一番優先するかは人それぞれ違います。
「立地なんかどうでもいいけど、高層階に住みたい」という方もいるでしょう。
ですから、この「立地条件」では僕の意見でまとめていきます。
僕にとっては「利便性が高いという立地条件」は「最優先ポイント」なのです。
マンション購入にあたっての僕の立地条件は
①駅から徒歩5分以内
②僕の会社と妻の会社通勤が共に楽な沿線。
③高級住宅地の駅前は価格が高すぎるので除外
・・・・・・こんな感じでしょうか。
やはり一生、又は何十年も住む場所ですから、
生活の便が良いに こしたことはありません。
駅前の利点は交通の便が良いだけではありません。
マンションの資産価値は残念ながら購入して数年、
少なくとも 10年も経てばかなり下がるのが通常です。
これは購入時の資産価値が一軒家の「土地」+「建物」に対して
マンションは「土地」+「建物」+「設備」で成り立つことと関係します。
マンションの土地の資産価値は、当然ですが一軒家よりも低いのが通常です。
しかし、近年のマンションでは一軒家で実現するには
コストがかかりすぎる設備。
例えばミストサウナ・ディスポーザーや 共用施設のシアタールーム等・・・・
高価な設備によって資産価値を生み出しているのです。
その高価な設備は、あなたにとって価値のある必要なものですか?
ディスポーザーは、我が家にもついていますが、
これは本当についていて良かったと思う設備です。
本当に必要な設備であれば良いと思いますが、
10~20年も経つと、竣工当時はマンションにしかなかった設備も
一軒家でも低コストでつけられるようになったりします。
例えば床暖房などはいい例かもしれません。
今では、一軒家でも床暖房は普通についてますよね。
また、新しい最先端の設備を備えているマンションがどんどんできれば、
当然、その設備を備えていない昔のマンションの 資産価値は大きく下がります。
購入したマンションに一生住むのならあまり関係ないかもしれません。
しかし、転勤・老後等の生活環境の変化はあると考えるのが 普通です。
マンションの転売・貸与を考える必要があるかもしれません。
そうした際、駅前というだけで
他の立地条件よりも高価格な評価を受ける可能性が高くなるのです。
高い買い物をするわけですから、それぐらいのリスク管理は必要ではないでしょうか。