生ゴミの臭いはディスポーザーでサヨナラ!
ディスポーザーとは、流し台の下の配管に取り付け、
生ゴミを水と一緒に流し台の排水口に投入して、生ゴミを粉砕する装置のことです。
ゴミ収集日まで生ごみを保管しなくとも良いため、
悪臭(ニオイ)や生ゴミに集まる害虫の発生を予防できるメリットがあります。
他にも、
「集合住宅で設置した場合ゴミの排出量軽減による共同のゴミ集積場の簡易化」
にもつながります。
我が家にもディスポーザーがついていますが、生ゴミはほとんどでなくなりました。
今では、他のどんな設備よりも欠かせない設備になっています。
ディスポーザーについてもう少し詳しく。
では、ディスポーザーについてもう少し詳しく説明します。
ディスポーザーは1950年代からアメリカで普及し、
今では、めずらしくない設備になっているようです。
一方、日本では、1980年代から普及しはじめたのですが、
日本の下水道施設はディスポーザーを使用することを前提としてつくられていません。
そのため、使用することで下水管が詰まったり砕いた生ゴミが腐敗して、
悪臭の原因となったりする問題があると言われています。
そのため、家庭用の単体ディスポーザの使用ができない地域もあります。
しかし現在のマンションでは、
ディスポーザ対応の浄化槽が設置されているため、
問題はないといわれています。
日本でのディスポーザー設置の低さはコストが高いこと
とても便利なディスポーザーですが、
日本における新築分譲マンションでの普及率は高くないと言われています。
これはディスポーザーを設置するコストが高いことが原因と思われます。
対応の浄化槽の設置、キッチンからの浄化槽までの排水は、
他の排水管とは別系統で単独配管が必要なのです。
そのため、従来の排水方式と比較してどうしてもコストが高くなります。
もちろんマンションの販売価格にも影響してきますから、
デベロッパーも全てのマンションには設置できないのです。
マンション市場を見てみると、
目安として100世帯を超える大型マンションには、
ディスポーザーが設置される場合が多いようです。
もちろん小型マンションでも設置している場合もありますが、
一世帯あたりの負担が大きいため、
販売価格や修繕積立金に反映してきますので注意が必要でしょう。
我が家の場合
ちなみに我が家は、マンション購入から数年経過していますが、妻は、
「マンションの設備で一番重宝しているのはディスポーザー。
もしマンション買い替えてもディスポーザーだけは、はずせない!。」
とよく言っています。
生ごみがでないので、生ゴミをベランダに置いておく必要もないですし、
ごみ捨ての際に、ゴミ袋から、汚い液体が垂れてくることもありません。
夏場の三角コーナーからの臭いもなく、快適です。
音がうるさいという人もいるようですが、
我が家の場合は、音がそこまで気になったことはありません。