マンションのユニットバスの大きさ
さて、マンション購入重要ポイント『ユニットバスの大きさ（広さ）』についてです。
ユニットバスとは、
「浴槽や浴室の床・壁・天井等を工場で生産し現場で組み立てる浴室システム」
のことです。
大きさが既製品のため大量生産できる為、コストが安くすみます。
又、一つの箱の中に浴槽等があり、継ぎ目も少ないため、カビが発生しにくく、
漏水の可能性も少ないことから、最近では一軒家でもよく使用されています。
このユニットバスは、パンフレットでは「ＵＢ」と表示されています。
パンフレットの表示で「ＵＢ○○○○」と、
ＵＢの後ろに４桁の数字が書かれているのを見たことがありませんか？
ユニットバスの大きさ（広さ）～ UB1416 UB1620 等～
パンフレットの表示で「ＵＢ○○○○」の○○○○の４桁の数字が、
ユニットバスの大きさ(広さ)を表しています。
前半の２桁の数字が、洗い場とバスタブを合せた浴室全体の幅。
後半の２桁の数字が、奥行きを表します。
例えば“ＵＢ１４１８”と表示してあれば、
浴室全体の幅が１．４ｍ、奥行き１．８ｍのユニットバスを示すのです。
現在のマンションのＵＢの主流はこの“１４１８”です。
部屋全体の平米数に余裕がある場合は
“１６２０”が設置してあるマンションも増えつつあります。
もちろん、“ＵＢ１６２０”と表示してあれば、
浴室全体の幅が１．６ｍ、奥行き２．０ｍのユニットバスを示します。
（他の数値であれば、同じように考えてください）
しかし、ユニットバスが広いということは、他の空間が狭いということですので、
平米数にゆとりがない間取りは１４１８で十分でしょう。
目安は８０㎡以上ある間取りであれば、１６２０を設置してもよいと思います。
モデルルームのユニットバスとの比較も忘れずに
なお、マンションのモデルルームは、一番広い角住戸の間取りなどが多いので、
そのような間取りのユニットバスは、大き目のＵＢ１６２０が設置されていたりします。
モデルルームで、
「このマンションのお風呂は広いわ～」
となっても、実際、自分が購入する間取りタイプのユニットバスは、
ＵＢ１４１８であることも多いので、
きちんとチェックを。
ショールームにも行ってみよう！
イメージがわかない方は、近所のショールームに足を運んでみてはいかかでしょうか ？
人気のあるユニットバスがせいぞろいしていますし、
実際の寸法で、どれくらいのバスタブや洗い場なのか？もチェックできると思いますよ。
